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☆【ゲゲゲの鬼太郎(第4期)】感想記事12『陰謀!猫仙人の猫王国』

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☆ゲゲゲの鬼太郎(第4期)の感想記事です(*´ω`*)

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第12話『陰謀!猫仙人の猫王国』
脚本:橋本裕志
1996.3.24


【祐子の友達・次郎が猫に襲われて行方不明になってしまった。
駆けつけた鬼太郎は、驚くべき光景を目にする。
町は捨て猫たちに支配され、ペットショップでは動物の代わりに人間が売られていたのだ。
そのペットショップの主人は“大黒猫”と名乗り、人間がいかに猫にひどいことをしてきたかを鬼太郎に語るのだった。
そして猫たちによる裁判が始まり、次郎が猫を捨てた罪によって裁かれることになってしまう。】




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今回の妖怪は猫仙人(声:矢田耕司)です!!

1期と3期にも登場した猫仙人!
原作では、猫づかの奥で千二百年も生き続けていた仙人として扱われ道路工事で猫づかが取り壊されそうになったことに怒り、猫の大集団で村を占領。
最終的には漬物石の中に魂を封じられるという結末を迎えましたが、4期ではペットのネコをむやみやたらに捨てる人間を捉えては逆にネコのペットになるようにしたり、最悪の場合は死刑にしてしまう。


その現場を見て鬼太郎たちは猫仙人を猫ツボに封印しようと奮闘し、たまたま居たねずみ男をおとりに操られていたネコたちを隔離、最後は鬼太郎によって捕らえられたのですが、同じ猫妖怪であるねこ娘の助けで封印にまでは至らなかった。
というのもネコをペットとして飼えなくなり勝手に捨てた人間がもともと悪い、さらにはそれで猫仙人を封印しても根本的な解決にならないということ。

最終的にはこの話でネコを手放した人たちは自分がペットになる経験をしたことでむやみやたらに捨てた事を反省しますが、それでもそういう事をする人が完全に居なくなるわけではないんですよね。


人間もそうですが、人間以外の動物にも生命があるという責任をキチンとまっとう出来ないのであれば動物たちと過ごす資格は無いと思います。
この話は90年代の話ですが、古くはアライグマのブーム、現在外来種問題で取り上げられている生き物もこの話以前に人間の勝手なエゴで捨てられた者たちが繁殖してしまった出来事であることもしっかりと理解して未来永劫反省しなくてはならないのですが、21世紀の現在でもペットの問題は絶えないところが多いのはなんとも言えない。
この話ではネコでしたがネコだから関係ないではなく、イヌもそう他の哺乳類や爬虫類だって昆虫だって人間が育てるとすればそれは自然に逆らってのことだというのを理解して生命あるものをきちんと最後まで大切にしなくてはいけないという社会的な物語にも感じました!


まだこの時の鬼太郎が人間が可哀想だと救いの手を差し伸べてくれたのが唯一の救いにも思いますが今の時代では果たして??
物語としては違いますが平成狸合戦ぽんぽこやリアルな現代社会での野生動物の出没した際の対処方法に関する問題にも通じるものもあると思いました。
本当に自然界で人間が一番上だなんてのはおこがましいと肝に銘じる必要がありますね。


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ということで次回は『妖怪屋敷へいらっしゃい』(脚本:島田満)

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君の後ろにおばけがいっぱい!

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