☆聲の形
2016年9月17日公開
原作:大今良時
監督:山田尚子
脚本:吉田玲子
音楽:牛尾憲輔
主題歌:
『恋をしたのは』aiko
キャスト(声)
・石田将也:入野自由/松岡茉優(小学生時代)
・西宮硝子:早見沙織
・西宮結絃:悠木碧
・永束友宏:小野賢章
・植野直花:金子有希
・佐原みよこ:石川由依
・川井みき:潘めぐみ
・真柴智:豊永利行
他
【“退屈すること”を何よりも嫌う少年、石田将也。
ガキ大将だった小学生の彼は、転校生の少女、西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。
彼女が来たことを期に、少年は退屈から解放された日々を手に入れた。
しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。
やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。
“ある出来事”以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子の元を訪れる。
これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする物語――。】
☆☆☆☆☆☆☆感想☆☆☆☆☆☆☆
まずは、コミック7巻分を二時間弱の映画にするのはやはり大変なことだと思いました。
が、原作の不要だと思ったところはバッサリ切っていて、主人公の石田将也の視点で見る世界観をしっかりと描いていたのが素晴らしい!
原作のコミックだと他のキャラクターの気持ちや心情も描かれていたのですがそれはあくまでも読者的に楽しめる部分で将也の視点からでは分からない知らない部分だからバッサリ切ってとにかく将也の視点を大事にしていたのかと私は感じました!
見る前にメイキングというか特別放送で監督が言ってたのに、空に雲はいらない、将也の気持ちを表すのに雲は邪魔って言ってたのですがそれが何もない将也の心を表現しているようでなんとも言えない感情に浸りました!
何というか、この作品は原作漫画もそうですがテーマが重たくいろいろ考えたり感じたりする作品なので安易な感想は書きたくないというのが私の感想だったりします。
感動できる、泣けた、綺麗、悲しい、苦しい…
そんな一言にまとめたくはないけどだけどその言葉に多くの気持ちを込めたくなるというか…
いろんな場面から、いろんなセリフから、いろんな動きや見せ方からひしひしと伝わるものがあり考えるよりも感じる映画、だけど考えないといけないこともあるという映画になってます☆
見る人や見る時、その人その時に様々な感情が寄り添ってくると思いました。
本当に安易な感想は書きたくないのですがかといってたくさん書こうとすると気持ちが整理しきれないのでこんなものですが、声だけじゃない聲の形、人が人に気持ちを伝えるための形と人が人と結びつくための形、生きるための形を感じて考えていきたいです♪
2016年9月17日公開
原作:大今良時
監督:山田尚子
脚本:吉田玲子
音楽:牛尾憲輔
主題歌:
『恋をしたのは』aiko
キャスト(声)
・石田将也:入野自由/松岡茉優(小学生時代)
・西宮硝子:早見沙織
・西宮結絃:悠木碧
・永束友宏:小野賢章
・植野直花:金子有希
・佐原みよこ:石川由依
・川井みき:潘めぐみ
・真柴智:豊永利行
他
【“退屈すること”を何よりも嫌う少年、石田将也。
ガキ大将だった小学生の彼は、転校生の少女、西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。
彼女が来たことを期に、少年は退屈から解放された日々を手に入れた。
しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。
やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。
“ある出来事”以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子の元を訪れる。
これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする物語――。】
☆☆☆☆☆☆☆感想☆☆☆☆☆☆☆
まずは、コミック7巻分を二時間弱の映画にするのはやはり大変なことだと思いました。
が、原作の不要だと思ったところはバッサリ切っていて、主人公の石田将也の視点で見る世界観をしっかりと描いていたのが素晴らしい!
原作のコミックだと他のキャラクターの気持ちや心情も描かれていたのですがそれはあくまでも読者的に楽しめる部分で将也の視点からでは分からない知らない部分だからバッサリ切ってとにかく将也の視点を大事にしていたのかと私は感じました!
見る前にメイキングというか特別放送で監督が言ってたのに、空に雲はいらない、将也の気持ちを表すのに雲は邪魔って言ってたのですがそれが何もない将也の心を表現しているようでなんとも言えない感情に浸りました!
何というか、この作品は原作漫画もそうですがテーマが重たくいろいろ考えたり感じたりする作品なので安易な感想は書きたくないというのが私の感想だったりします。
感動できる、泣けた、綺麗、悲しい、苦しい…
そんな一言にまとめたくはないけどだけどその言葉に多くの気持ちを込めたくなるというか…
いろんな場面から、いろんなセリフから、いろんな動きや見せ方からひしひしと伝わるものがあり考えるよりも感じる映画、だけど考えないといけないこともあるという映画になってます☆
見る人や見る時、その人その時に様々な感情が寄り添ってくると思いました。
本当に安易な感想は書きたくないのですがかといってたくさん書こうとすると気持ちが整理しきれないのでこんなものですが、声だけじゃない聲の形、人が人に気持ちを伝えるための形と人が人と結びつくための形、生きるための形を感じて考えていきたいです♪